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愛しのポルトガル写真集ギャラリー(買い物客でにぎわう国境の町ヴィア・レアル・デ・サント・アントニオ2)
Portugal Photo Gallery --- Vila Real de Santo Antonio 2

アントニオ2 Vila Real de Santo Antonio 2 5月21日午前(晴天)

15年ぶりにポルトガル南部のアルガルヴェ地方に行くことにした。
国境の町アントニオはフェリーに10分乗るとスペインのアヤモンテに行くことができる。
アントニオ駅から町の中心まで10分ほど歩くが、新しい建物がたくさん建っていた。
3時ごろ、アントニオからタヴィラに行こうとしていると、空模様が怪しくなってきた。

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アントニオ13
アントニオ駅・アントニオ in portugal
アントニオ駅
アントニオ14
アントニオ駅の横側・アントニオ in portugal
アントニオ駅の横側
アントニオ15
アントニオ駅のホ−ム・アントニオ in portugal
アントニオ駅のホ−ム
アントニオ16
ローカル列車・アントニオ in portugal
ローカル列車
アントニオ17
検札する車掌・アントニオ in portugal
検札する車掌
アントニオ18
終着駅・アントニオ in portugal
終着駅
アントニオ19
サイクリング・アントニオ in portugal
サイクリング
アントニオ20
ゲームに夢中・アントニオ in portugal
ゲームに夢中
アントニオ21
マンション・アントニオ in portugal
マンション
アントニオ22
交差点の壁アート・アントニオ in portugal
交差点の壁アート
アントニオ23
大きな広告版・アントニオ in portugal
大きな広告版
アントニオ24
人間アート・アントニオ in portugal
人間アート
アントニオ25
サント・アントニオ教会・アントニオ in portugal
サント・アントニオ教会
アントニオ26
広場の塔・アントニオ in portugal
広場の塔
アントニオ27
マルケス・ボンパル広場1・アントニオ in portugal
マルケス・ボンパル広場1
アントニオ28
マルケス・ボンパル広場2・アントニオ in portugal
マルケス・ボンパル広場2
アントニオ29
教会の礼拝・アントニオ in portugal
教会の礼拝
アントニオ30
洗礼式の後・アントニオ in portugal
洗礼式の後
アントニオ31
自転車置き場・アントニオ in portugal
自転車置き場
アントニオ32
アリーナ・アントニオ in portugal
アリーナ
アントニオ33
アリーナの像・アントニオ in portugal
アリーナの像
アントニオ34
ボンパル像・アントニオ in portugal
ボンパル像
アントニオ35
ヨットを見る少女・アントニオ in portugal
ヨットを見る少女
アントニオ36
イカリの石畳・アントニオ in portugal
イカリの石畳
アントニオ37
エビの石畳・アントニオ in portugal
エビの石畳
アントニオ38
オープンレストラン・アントニオ in portugal
オープンレストラン
アントニオ39
オープンカフェ・アントニオ in portugal
オープンカフェ
アントニオ40
ショッピングセンター・アントニオ in portugal
ショッピングセンター
アントニオ41
お土産店・アントニオ in portugal
お土産店
アントニオ42
ウシといっしょに・アントニオ in portugal
ウシといっしょに
アントニオ43
おもしろ雑貨・アントニオ in portugal
おもしろ雑貨
アントニオ44
サッカーの安売り店・アントニオ in portugal
サッカーの安売り店
アントニオ45
ウシのサーファー・アントニオ in portugal
ウシのサーファー
アントニオ46
コルク雑貨店・アントニオ in portugal
コルク雑貨店
アントニオ47
広場に面したカフェ・アントニオ in portugal
広場に面したカフェ
アントニオ48
ポストトベンチ・アントニオ in portugal
ポストトベンチ
アントニオ49
サングラス・アントニオ in portugal
サングラス
アントニオ50
ベランダのワンコ・アントニオ in portugal
ベランダのワンコ
アントニオ51
ギタリスト・アントニオ in portugal
ギタリスト
アントニオ52
花の自転車・アントニオ in portugal
花の自転車

見てね  ヴィア・レアル・デ・サント・アントニオ2の説明  見てね

ファーロ県
ファーロ県地図

リスボンのオリエンテ駅から特急列車のAPまたはICで、3時間から3時間半でファーロに到着する。
ファーロで普通電車に乗り換えて1時間程でアントニオに着く。
アントニオがローカル列車の終着駅である。
ファーロからバスで1時間40分ほどでアントニオに着く。
スペインのアヤモンテまでフェリーで10分で着く。

アントニオ駅前からまっすぐに南に歩いていくとメイン通りと交差する道に出る。
店やオープンカフェが出ているのですくにわかる。
アントニオの町はきちんと碁盤目に区切られている。
マルケス・ボンパル広場では、大勢の人たちがくつろいでいる。
中心の向かってストライブの放射線状の模様の石畳が印象的である。

 ≪ヴィア・レアル・デ・サント・アントニオ2≫の手動・自動スライドショウはこちらからどうぞ!

「ポー君の旅日記」 ☆ 買い物客でにぎわう国境の町ヴィア・レアル・デ・サント・アントニオ2 ☆ 〔 文・杉澤理史 〕

≪2018紀行文・4≫
    === 第2章●ファーロ起点の旅 === スカッとさま変わりした国境の町になっていた

          《コウノトリ》

 ポルトガルの南端の大西洋に接する〔アルガルヴェ地方〕を旅する日本人は少ない。 首都リスボンから列車で3時間半、高速バスでも片道4時間弱。 それだけの時間をかければ、首都リスボン周辺には見物する世界遺産はわんさかある。 例えば、リスボンの〔ジェロニモス修道院〕や〔ベレンの塔〕、シントラの〔文化的景観〕、〔アルコバサ修道院〕、トマールの〔キリスト修道院〕、 〔コインブラ大学・アルタとソフィア〕、〔バターリャ修道院〕、〔エヴォラ歴史地区〕などの〔ポルトガル世界遺産〕を十分楽しめる。 だから、ツアー旅行では、片道4時間、往復8時間もかかる南端のリゾート地の海岸の町々を旅行プランに簡単には手が出せない。

 15年振りにやって来たこの地方の中心都市〔ファーロ〕は、首都〔リスボン〕や更に北にある第2都市〔ポルト〕にはない、 南国風の情緒に解放された色彩と人々の明るい雰囲気に満ち溢(あふ)れていた。 それは、この南端の海岸線のそれぞれの港町が接する大西洋の先にはアフリカ大陸がでんとおさまり、 野老でも知るジブラルタル海峡を挟んで〔モロッコ〕や〔アルジェリア〕があり、 そのモロッコ沖700kmの大西洋にはポルトガル領の1年中真夏日の〔マデイラ島〕がある。
[そのマデイラ島には、2006年11月初旬に撮影取材旅に行く]

 〔ファーロ〕の町が南国風なのは、周辺リゾート地への玄関口であり、〔ファーロ空港〕にはイギリスやドイツからの直行便が多い。 また、ポルトガルで春が最も早く訪れ、1月にはアーモンドの白い花が咲き、アプリコットの白い花、5月にはジャカランダの大木に青紫の花が咲く。

 2003年、この〔ファーロ〕で初めて会った〔コウノトリ〕との感動を今も忘れられなかった。 その記憶を少年のごとく大切にしてきた気配が野老にはある。 78歳になっていた野老は素直に昨日〔アルコ・ダ・ヴィラ〕の旧市街地に入る18世紀に建てられた〔市の門〕の上で、 小枝を集めて作った2mもある巣で子育て中のコウノトリに再会。 と言っても、あの時のなん代目かに会え、感涙したのだった。

「けいの豆日記ノート」
 今回の撮影取材の旅を計画している時、マデイラ島とアルガルヴェ地方の、どちらに行くか迷っていた。 どちらも、過去に1回ずつ訪問している。 訪問したのは、10年以上前のことだし、両方行って見たい場所である。 両方に行く日程の余裕がなく、最後まで、迷ってアルガルヴェ地方にした。 こちらのほうが、列車やバスがあるので、各地に行きやすいということもある。 ポルトガルで初めて見たファーロのコウノトリも見たかった。

          《週末の朝市》

 この朝(5月20日・日曜)、オーナーは8時半のモーニングタイム前に宿の扉をガチャリと音たてて開けてくれた。 我らは飛び出した。昨夕、〔カルモ教会〕前の広場で明日早朝に朝市があると宿のオーナーが教えてくれた。 宿から3分、朝陽を浴びて左右に塔鐘の塔がある美しい〔カルモ教会〕前広場には15本ほどのジャカランダの大木が並び、枝の先っぽに青紫の花が咲き、 その下でテントを張り木陰をつくった野菜や果物売り30店ほどが並ぶ。当然ながら売り子は元気なおばさん達だ。

 でっかい真っ赤に熟れた4分の1サイズ のスイカで、1.2ユーロは安い。 大きな紙に大きな字で書かれた値段は真新しい。その日の朝の値段だろう。 [MORANGO 1cx=1.00、4cx=3.50] 1パックに大きなイチゴ15粒ぐらいで1ユーロ、4パックで3.5ユーロだ。 当然、モーニングで食べるため写真家は買うだろう。 大きなカボチャ、大きなトマト、玉ねぎ、人参、キュウリ、りんごにマンゴー、ぶっとい青いバナナなど売っていた。 なんと、大粒のそら豆がぎっしり入ったビニール袋100粒ぐらいで3ユーロ。どれも買って食べてみたい。 特にそら豆が大好物な野老は買って帰れないのが悔しい。 客はほとんどが観光客に見えた。

「けいの豆日記ノート」
 モーニングの時間は、8時半だと聞いてはいたが、早めにいっても開いていることがある。 それを期待して、早めに行ったのだが、準備もできてなくて食堂に入れてもらえなかった。 なので、待つ時間に近所の散策をすることにした。 カルモ教会が近くらしいので、場所の確認に行ってみようと思った。 カルモ教会広場で、露天市場が開店準備中であった。 テントを張って、机の上に野菜や果物を並べている。 朝市があるとは知らなかったので、ラッキーである。 撮影しながら、おいしそうな果物を選んでいた。
 ファーロで泊まっているペンサオン(ホテル)の部屋に小さな冷蔵庫が設置されていた。 ポルトガルの安宿で部屋に冷蔵庫があるところは、めったにない。 土地柄、アルガルヴェ地方は暑いからなのかもしれない。 水やお茶が冷やせるし、氷も作ることができる。 5泊するので、果物とか冷やしておけて長持ちするので、とても助かるしうれしい。

          《ローカル線》

 写真家は、イチゴ1パック1ユーロ、ラズベリー1パック1ユーロ、ぶどう2房1.9ユーロを水洗いし、モーニング前にうまそうに食べた。 うれしそうに残りを冷蔵庫にしまっていた。 ひと粒貰って食べた。日本のイチゴの方が繊細な甘さがあると感じた。

 9時10分に宿を出る。ファーロ駅までの700mを倉庫などの落書きを撮影しながら歩く。 リスボンの落書きは乱暴だが、ここの落書きは魅入るほど上手い。 駅舎で切符を買う。一人5.25ユーロ。改札口には、駅員はいない。 既に停まっていた始発のローカル線車輛列車はいつ洗ったのか想像もできないほだどの汚れ。 落書きされた車体は色すらわからない。 車内は掃除が行き届き一安心。9時55分、出発。早々に写真家は〔折鶴〕作りに専念。 我らの席は車輛の後部シート。前の方は20人ほどのアメリカ人団体客。

 「見ていて、いい?」白い野球帽にサングラスを引っ掛け、水色のノースリーブに黒いパンツの小顔が可愛い中年婦人が、写真家の手元を笑顔で凝視していた。 写真家は『どーぞ』と微笑んだ。 野老は汚い窓ガラスからの車窓にうんざりし、文庫本を読んでいたが、ご婦人の声で振り向いた。 1羽折るのに3分。出来上がりを即刻プレゼント。 まさか貰えるとは思いもしなかったご婦人は、歓喜。 「ムービングで撮らせて」と言う。写真家は心地良く了解した。 ご婦人は微笑み、頷きながら、真剣に撮っていた。 3分間のショウは終わる。ご婦人は写真家を抱き寄せ感謝のハグをした。 野老には握手の手が伸びた。暖かく柔らかな掌(てのひら)であった。 撮影された〔折鶴〕も記念の証としてあげた。それが何より嬉しそうであった。

「けいの豆日記ノート」
 ポルトガルの旅では、いつもたくさんの千代紙を持参している。 道を聞いた人、写真を撮らせてもらった人、親切にしてくれた人、居合わせた人などに折鶴をあげている。 目の前で、鶴を折ってあげるのがいいのだが、その時間がない場合が多いので、時間のある時に作りだめをしておくのである。 列車やバスの待ち時間などに、せっせと作っている。 座席の前にすわった人はめずらしそうに見ていることが多い。 興味がありそうだと、作った折鶴をあげるようにしている。

          《ヴィラ・レアル・デ・サント・アントニオ駅舎》

 どこかの駅と間違えたかと思った。 アントニオ終着駅舎は、下車したプラットホームから見るとホームの天井は真っ白に塗られ、壁や柱は明るいブルーで、 格子ガラスの桟(さん)は白っぽい青で統一され洒落(しゃれ)ている。 正面から駅舎を見ると、15年前の面影もなく新品の終着駅に様変わりしていた。 その駅舎の前の広場には。20台以上の自転車が並び、あの〔折鶴〕を撮影したご婦人も自転車を選んでいる。 貸し自転車の〔サイクリングツアー〕もなかなか粋(いき)である。 この街は坂がなかった記憶がある。野老は自転車が欲しかった。 これなら〔尻ともも〕の激痛から逃(のが)れられると思ったが、後の祭り。

 駅舎からまっすぐ伸びる道を行けばフェリー乗場の広場に出るはずだ、と思う。 その駅舎から伸びる道の両側には、3階建ての住宅団地が小綺麗に伸びていた。 信じられない光景だった。15年前は薄汚れた終着駅の町だったが、街並みまで新品だった。 15年の歳月はポルトガルの発展の証であろうと思う。

 壁は白く塗られ80cmほどの青い巾木で色ずけされた建物に見覚えがあった。 [GUADIANA]と書かれた看板もそのまま。狭い入り口の外にパイプでできた椅子と小さなテーブル。 髪毛が白い年寄りが3人がいる。 写真家がトイレを借りるため中に入ると隅っこのテーブルで、4人で興じる双六模様の麻雀牌(ぱい)遊びをする年寄りたちがいた。 野老は1ユーロのサグレスビンビールを飲む。 それが、トイレ代だ。15年前のあの時がよみがえる。 あの時と同じシーンが再生された。あの時のビール代はいくらだったろう。 完全にユーロに変わったばかりか。野老の唯一の記憶に残る場所は、ここだった。 看板と双六模様の麻雀牌だけが強烈に残っている。旅って不思議だ。記憶って魔物のよう。

「けいの豆日記ノート」
 アントニオ駅は新しくなっていた。 古い駅は、隣に残されている町もあるが、ここでは、なくなっていた。 残す価値のない駅だと判断されたのだろうか。 鉄道駅は、町のはずれにあることが多く、駅から町までバスが出ているところもある。 アントニオは終着駅なのに、バスはなく、町の中心までかなり歩いた覚えがある。 といっても1kmほどの距離なのだが、知らない町で、建物もあまりなく閑散としている道路を歩くのは不安がつきものである。 「この先に町はあるのだろうか?」「この方向でいいのだろうか?」など、人もいないので、聞くこともできないのでである。 今回は、15年前と違いグーグルマップで場所を確認してきたし、2回目であるので不安もなく楽勝であった。 何もなかった土地にマンションや住宅が建っていた。 15年もたてば、開発もされるのも当たり前かもしれない。

          《青い空に抱かれた商店街》

 真っ直ぐ伸びる商店街。ゴミひとつ落ちていないタイル模様の石畳。 今日は日曜日。閉店している店が多い。 ポルトガルのどこに行っても〔日曜日はダメよ〕である。 何年か前、大学の町〔コインブラ〕でレストランも日曜日で閉まり、程々夕食も取れず困り果て、相棒の一言で窮地を凌(しの)いだことがある。 中華店は日曜日でもやっていた。旅には記憶や経験の知恵袋が大切である。

 しかし、この港町は隣国スペインからの人々が多いと聞く。 物価が安いこともあって、グアデイアナ川の対岸、スペイン側の町〔アヤモンテ〕とは全長4kmの橋でつながっているし、フェリーなら10分とかからない。 そのため日曜と言ってもレストランや他のお店も開いてているところが多い。

 アントニオ駅に着いたのが11時5分。我らも腹が減った。レストラン探しをしている時、写真家はポリスマンに捕まる。 サングラスに帽子。腰には警棒とピストル。 ジーと微動せず写真家を睨む。写真家が壺の中に小銭をじゃらと入れる。 と、右手が写真家の肩に伸びた。野老にポリスマンは早く記念写真を撮れの仕草をした。 どの街にいっても着ている衣装のシワ1本1本は全て本物のように描かれている。 それが、凄い。色々な姿の大道芸が楽しみであった。

「けいの豆日記ノート」
 スペインのアヤモンテは、以前にアントニオに訪れたときにフェリーに乗って行ってみたことがある。 ポルトガルだけを旅するのが基本であるが、国境の町ですぐに行けそうな町なら、行くのもいいと思った。 見た目の町並とかは似ているが、なんか雰囲気が違っていた。 石畳でなく、きれいなタイルが敷き詰められていた。 そこにいた子供たちの服装もなんだかリッチそうであった。 ポルトガル語もわからないのに、スペイン語がわかるわけもなく早々に引き揚げたのである。

          《マルケス・ポンバル広場》

 やっと決まった写真家の気に入ったレストランは、国境の港町アントニオの中心地〔マルケス・ポンバル広場〕に接した 白いパラソルのテーブルテラスがあるレストランだった。 バカリュウアブラス(4.5ユーロ)、サグレス生ビール(1.2ユーロ)、スプライト(1.25ユーロ)、計6.95ユーロ(903.5円)。 いつもながら料理は、一品一皿。半分ずつのお昼である。 バカリュウは、干し鱈(たら)のこと。その料理はポルトガルの味だった。

「けいの豆日記ノート」
 日本のテレビ番組で、世界で1番タラ料理を食べるのがポルトガルだと紹介されていた。 干しタラは有名ではあるが、そんなに食べられているとは知らなかった。 今回の旅では、なるべくポルトガルらしい料理を食べたいと思っている。 特にタラの料理を選ぼうと思っている。 タラ料理は高いことが多いので、ランチタイムの安くなった時がねらい目である。 バカリュウ・ア・ブラスは、干しタラと玉ねぎを炒め、千切りのフライドポテトを合わせ、卵でとじた素朴な味である。 これが好きで、ポルトガルに行くと、1回は食べてはいるが、店によって味が違うので、食べ比べてもいいと思った。

 広い広い 広場に接して、シンプルな〔サント・アントニオ教会〕がある。 中に入ると満員だ。ポルトガルはカトリック教徒がほとんどの共和国だった。 この広場を抜けると、ヨットが綺麗に並ぶ〔マリーナ〕に出る。 白い大きな入道雲が青空に、宮崎監督のトトロ作品みたいに生命体のように浮き上がる。 その下に対岸のスペインの〔アヤモンテ〕の建物群が折り重なって帯状に見える。 脚の長い後ろ姿の少女が、遙か先の何かを探しているように立っていた。 マリーナの周りの建物は2階建。洒落で粋な雰囲気であった。

「けいの豆日記ノート」
 アントニオ教会に入ると、人がいっぱいで日曜日のミサをしているのかと思った。 帰りに寄ろうと思い、いったん出てマリーナのほうを見に行った。 マリーナの帰りに入って見ると、白いシャツや白いワンペースの正装した子供たちがたくさんいた。 洗礼式があったようである。 ちょうど、終わったばかりで、記念撮影の真っ最中であった。 教会の内部の撮影はできなかったが、洗礼式後の子供たちの撮影ができてラッキーだったと思う。
 アントニオの後に、タヴィラに行く予定であったので、あまりゆっくりもできず、駅に向かうことになる。 来るときに開いていたオープンカフェや露天のお土産店が店じまいを始めていた。 日曜なので店じまいも早いのかと思っていたが、理由が違うことが、タヴィラに着いてからわかることになる。

 アントニオの駅舎に戻る。途中で微動だにしない芸人ポリスマンが、そっと手を振ってくれた。 サングラスの下の目元は照れ笑いをしているに違いない。

●漢字に(・・・)と読みを容れていますが、読者の中に小・中学性の孫娘達がいますので了承ください。(野老)●

                              *「地球の歩き方」参照*

終わりまで、ポルトガル旅日記を読んでくださり、ありがとうございます。
・・・・・・・今回分は2018年11月に掲載いたしました。・・・・・・・

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Faro 2
2016−4話
アントニオ2
Vila Real de Santo Antonio 2
2018−5話
ファーロ3
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2018−8話
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2018−9話
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2018−10話
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2018−11話
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2018−12話
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2018−13話
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ペゾ・ダ・レグア3
2018−15話
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2018−23話
リスボン21
2018−24話
リスボン22
2018−25話
リスボン23
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2016−4話
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Penha Garcia
2016−5話
イダーニャ・ア・ヴェリア
Idanha a Velha
2016−6話
モンサント3
Monsanto 3
2016−7話
カステロ・ノーヴォ
Castelo Novo
2016−8話
カステロブランコ3
Castelo Branco 3
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guarda
2016−10話
ピニエル
guarda
2016−11話
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Castelo Rodrigo
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2016−13話
カステロ・メンド
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ポルト15
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2016−15話
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2016−16話
ポルト16
Porto 16
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ポルト17
Porto 17
2016−18話
ブラガ3
Braga 3
2016−19話
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2016−20話
ブラガ4
Braga 4
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リスボン16
Lisboa 16
2016−23話
リスボン17
Lisboa 17
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Lisboa 18

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リスボン13
Lisboa 13
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カスカイス3
Cascais 3
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ナザレ2
Nazare 2
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バターリャ2
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Alcobaca 2
2013−6話
カルダス・ダ・ライーニャ2
Caldas da Rainha2
2013−7話
ナザレ3
Nazare 3
2013−8話
ポルトデモス&クレアなど
Porto de Mos & Ciria
2013−9話
コインブラ5
Coimbra 5
2013−10話
コインブラ6
Coimbra 6
2013−11話
ヴィゼウ2
Visau 2
2013−12話
ポルト12
Porto 12
2013−13話
バルセロス2
Barcelos 2
2013−14話
ギマランイス2
Gumaraes 2
2013−15話
ポンテ・デ・リマ&リンドーゾ
Ponte de Lima & Lindozo
2013−16話
ポルト13
Porto 13
2013−17話
ポルト14
Porto 14
2013−18話
ケルース2
Queluz 2
2013−19話
リスボン14
Lisboa 14

 ≪ポルトガル写真集&紀行文・2012年版≫ バックナンバー&予定は、こちらからどうぞ・・・

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リスボン10
Lisboa 10
2012−2話
サンタレン
Santarem
2012−3話
エントロンカメント
Entroncamnto
2012−4話
トマール2
Tomar 2
2012−5話
トマール2
Tomar 3
2012−6話
コインブラ3
Coimbra 3
2012−7話
カンタニェデ&アンサー
Cantanhede & anca
2012−8話
ピオダン
Piodao
2012−9話
コインブラ4
Coimbra 4
2012−10話
ペネラ
Penela
2012−11話
アザルージャ&エヴォラモンテ
Azaruja&Evoramonte
2012−12話
エルヴァス2
Elvas 2
2012−13話
エルヴァス3&バダホス
Elvas 3 & Badajoz
2012−14話
エストテモス2
Estremoz 2
2012−15話
モンサラーシュ2
Monsaraz 2
2012−16話
エヴォラ4
Evora 4
2012−17話
エヴォラ5
Evora 5
2012−18話
リスボン10
Lisboa11 & Cacihas2
2012−19話
リスボン10
Lisboa 12
2012−20話
マフラ3&エリセイラ2
Mafra 3 & Ericeira 2

 ≪ポルトガル写真集&紀行文・2008年版≫ バックナンバー&予定は、こちらからどうぞ・・・

2008−1話
リスボン5
Lisboa 5
2008−2話
カスカイス2
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エストリル2
Estoril 2
2008−4話
シントラ2
Sintra 2
2008−5話
シントラ3
Sintra 3
2008−6話
リスボン6
Lisboa 6
2008−7話
ポルタレグレ
Portalegre
2008−8話
カステロ・デ・ヴィデ
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2008−9話
ポルタレグレ2
Portalegre 2
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ポルタレグレ3
Portalegre 3
2008−11話
ポルタレグレ4
Portalegre 4
2008−12話
マルヴァオン
Mrvao
2008−13話
リスボン7
Lisboa 7
2008−14話
リスボン8
Lisboa 8
2008−15話
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Cristo Rei
2008−16話
カシーリャス
Cacihas
2008−17話
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Fresca Azeitao
2008−19話
エヴォラ2
Evora 2
2008−20話
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2008−21話
ベージャ2
Beja 2
2008−22話
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Serpa
2008−23話
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2008−24話
ボルバ
Borba
2008−25話
ルドンド
Redondo
2008−26話
エヴォラ3
Evora 3
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