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愛しのポルトガル写真集ギャラリー(雨模様でも飾られたストリートのセトゥーバル2)
Portugal Photo Gallery --- Setubal 2

セトゥーバル2 Setubal 2 5月30日午前(小雨)午後(曇)

セトゥーバルに初めて訪れてから15年ほどたつ。
サド川の対岸のトロイヤ半島にフェリーで行って見たいと思い再度訪れた。
あいにくの雨模様で、フェリーはあきらめた。
メインであるマヌエル様式発祥のイエスの教会は、工事中であった。

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セトゥーバル16
10月5日通り1・セトゥーバル in portugal
10月5日通り1
セトゥーバル17
10月5日通り2・セトゥーバル in portugal
10月5日通り2
セトゥーバル18
壁の鳥・セトゥーバル in portugal
壁の鳥
セトゥーバル19
花のある路地・セトゥーバル in portugal
花のある路地
セトゥーバル20
ボカージェ広場・セトゥーバル in portugal
ボカージェ広場
セトゥーバル21
市庁舎・セトゥーバル in portugal
市庁舎?
セトゥーバル22
ホテルのような内装・セトゥーバル in portugal
ホテルのような内装
セトゥーバル23
詩人ボカージュの像・セトゥーバル in portugal
詩人ボカージュの像
セトゥーバル24
ボカージェ広場・セトゥーバル in portugal
ボカージェ広場
セトゥーバル25
サン・ジュリアン教会1・セトゥーバル in portugal
サン・ジュリアン教会1
セトゥーバル26
サン・ジュリアン教会2・セトゥーバル in portugal
サン・ジュリアン教会2
セトゥーバル27
サン・ジュリアン教会3・セトゥーバル in portugal
サン・ジュリアン教会3
セトゥーバル28
サン・ジュリアン教会4・セトゥーバル in portugal
サン・ジュリアン教会4
セトゥーバル29
サン・ジュリアン教会5・セトゥーバル in portugal
サン・ジュリアン教会5
セトゥーバル30
病院の入口・セトゥーバル in portugal
病院の入口
セトゥーバル31
飾られた通り1・セトゥーバル in portugal
飾られた通り1
セトゥーバル32
飾られた通り2・セトゥーバル in portugal
飾られた通り2
セトゥーバル33
飾られた通り3・セトゥーバル in portugal
飾られた通り3
セトゥーバル34
飾られた通り4・セトゥーバル in portugal
飾られた通り4
セトゥーバル35
飾られた通り5・セトゥーバル in portugal
飾られた通り5
セトゥーバル36
トリズモ1・セトゥーバル in portugal
トリズモ1
セトゥーバル37
トリズモ2・セトゥーバル in portugal
トリズモ2
セトゥーバル38
トリズモ3・セトゥーバル in portugal
トリズモ3
セトゥーバル39
トリズモ4・セトゥーバル in portugal
トリズモ4
セトゥーバル40
ボカージェ広場の水場1・セトゥーバル in portugal
ボカージェ広場の水場1
セトゥーバル41
ボカージェ広場の水場2・セトゥーバル in portugal
ボカージェ広場の水場2
セトゥーバル42
町角のポスト1・セトゥーバル in portugal
町角のポスト1
セトゥーバル43
町角のポスト2・セトゥーバル in portugal
町角のポスト2
セトゥーバル44
狭い路地・セトゥーバル in portugal
狭い路地
セトゥーバル45
サンタ・マリア教会1・セトゥーバル in portugal
サンタ・マリア教会1
セトゥーバル46
サンタ・マリア教会2・セトゥーバル in portugal
サンタ・マリア教会2
セトゥーバル47
コルポ・サント邸・セトゥーバル in portugal
コルポ・サント邸
セトゥーバル48
イエスの教会1・セトゥーバル in portugal
イエスの教会1
セトゥーバル49
イエスの教会2・セトゥーバル in portugal
イエスの教会2
セトゥーバル50
ラクガキの壁1・セトゥーバル in portugal
ラクガキの壁1
セトゥーバル51
ラクガキの壁2・セトゥーバル in portugal
ラクガキの壁2
セトゥーバル52
レストランの壁・セトゥーバル in portugal
レストランの壁
セトゥーバル53
賑わうレストラン・セトゥーバル in portugal
賑わうレストラン
セトゥーバル54
アズレージョのカフェ1・セトゥーバル in portugal
アズレージョのカフェ1
セトゥーバル55
アズレージョのカフェ2・セトゥーバル in portugal
アズレージョのカフェ2
セトゥーバル56
試食はいかが・セトゥーバル in portugal
試食はいかが
セトゥーバル57
カキのオブジェ・セトゥーバル in portugal
カキのオブジェ
セトゥーバル58
ルイザ・トディ通りの像・セトゥーバル in portugal
ルイザ・トディ通りの像
セトゥーバル59
警察署・セトゥーバル in portugal
警察署
セトゥーバル60
ルイザ・トディ通りの音符・セトゥーバル in portugal
ルイザ・トディ通りの音符
セトゥーバル61
ギザギザ模様・セトゥーバル in portugal
ギザギザ模様
セトゥーバル62
万博のオブジェ・セトゥーバル in portugal
万博のオブジェ
セトゥーバル63
十字架・セトゥーバル in portugal
十字架
セトゥーバル64
サン・フェリペ城・セトゥーバル in portugal
サン・フェリペ城
セトゥーバル65
劇場・セトゥーバル in portugal
劇場
セトゥーバル66
太っちょの像1・セトゥーバル in portugal
太っちょの像1
セトゥーバル67
太っちょの像2・セトゥーバル in portugal
太っちょの像2
セトゥーバル68
太っちょの像3・セトゥーバル in portugal
太っちょの像3
セトゥーバル69
港・セトゥーバル in portugal
セトゥーバル70
連絡船・セトゥーバル in portugal
連絡船
セトゥーバル71
港のトリズモ・セトゥーバル in portugal
港のトリズモ

 ≪セトゥーバル2≫の手動・自動スライドショウはこちらからどうぞ!

見てね  セトゥーバル2の説明  見てね

セトゥーバル県
セトゥーバル県地図

リスボンからバスで45分ほどで、セトゥーバルに到着する。
セッテ・リオスバスターミナルやオリエンテバスターミナルも乗ることができる。
リスボン対岸のカシーリャスからもバスが出ている。

リスボンとアルガルヴェ地方に挟まれた一帯は、コスタ・アズール(青い海岸)と呼ばれる。
西にアラビダ山脈、南にトロイヤ半島を望んでいる。
モシュカテルというワインの産地としても知られている。

ポルトガルを代表する詩人ボカージュやオペラ歌手ルイザ・トディの生誕地でもある。
サン・ジュリアン教会は16世紀には現在の姿になったと言われている。
聖ジュリアンの生涯を描いた美しいアズレージョで内部が飾られている。
教会北側の扉はマヌエル様式である。

イエスの教会は1491年、マヌエル1世の命のもと建てられた。
ポルトガル建築史の記念碑的作品ともいえる教会である。
ねじれた三つ編みのような柱が特徴で、キリストの三位一体を表現している。
イエスの教会に続く修道院内に市立美術館がある。
16世紀のポルトガル絵画を中心に展示されている。

トロイア半島は夢のように美しいといわれている。
北側は新しい別荘地で趣がないが、南側が松の木のある海岸が延々と続いている。 エメラルドグリーンの海と白浜のコントラストが鮮やかな半島である。
セトゥーバルからフェリーで20分ほどで行ける。

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「ポー君の旅日記」 ☆ 雨模様でも飾られたストリートのセトゥーバル2 ☆ 〔 文・杉澤理史 〕

≪2018紀行文・17≫
    === 第4章●リスボン起点の旅 === 15年ぶりに来たが 今回も不思議な町だった

          《14日目の朝》

 ポルトガル共和国の首都〔リスボン〕、第2都市北部の〔ポルト〕、第3都市が大学の町〔コインブラ〕、 そして4番目の都市が〔セトゥーバル〕と18年間のポルトガル〔撮影取材旅〕で、その指針の基盤としてのガイド本〔地球の歩き方〕で野老(ヤロー)は学習してきた。 人口数的には〔リスボン〕は55万人(近郊を含めば240万人)。 北部の〔ポルト〕は23万人。 大学の町〔コインブラ〕は10万人。 サド川河口の工業都市〔セトゥーバル〕は15万人という資料もある。

 野老的には、大学の卒業祭に合わせた写真家の計画意図が的中した「ビールかけ祭り」を楽しんだ〔コインブラ〕を、人口数ではなしに体感的に第3都市に推したいと思っている。 第5都市はと聞かれれば、野老はなんなく即、城壁に囲まれたアレンテージョ地方の古都〔エヴォラ〕を推挙したい。 ここも城壁に囲まれた歴史いっぱいの孔雀(くじゃく)放し飼いの町だが、住んでみたい古都だった。 若ければここのエヴォラ大学に留学したかった。

 蛇足だが、正式国名〔ポルトガル共和国〕は、ちっぽけな日本の面積の4分の1、人口は10分の1の約1037万人。EUに加盟、通貨はユーロ。 宗教はカトリック教徒がほとんど、言葉はポルトガル語である。 世界の各国で〔ポルトガル語〕を使っているところが以外に多い。 例えば〔ブラジル〕の国もポルトガル語。これは14世紀中旬に〔エンリケ航海王子〕がヨーロッパ各国に先駆け行動を起こした〔ポルトガル大航海時代〕。 その偉業の400年でポルトガル王室が成し遂げた功績で、世界各地(たとえばブラジル植民地)から莫大な富を得る。 その富によって修道院や大聖堂などを造る。 今もなおその時代の遺産が優雅悠然として残り輝いている。

 その原因は、ヨーロッパのユーラシア大陸の最西端にある〔ポルトガル〕は、第一次世界大戦には参戦したが、第二次世界大戦には参戦しなかった。 隣国スペインやフランスなどはドイツの空爆に国土をやられた。 が、ポルトガルは免れたのだ。 我らが10年後に再びその地に行き、その地の〔旧市街地〕の石畳の路地裏の角っこの小石が「微動ともせず、 にっこりと微笑んでいた」と野老が描写しても嘘ではないほどの信じられる現実の世界観が、ポルトガルには素直に残っているのだ。 ポルトガル共和国を訪れるたびに、何時もこころ動かされる歓びを、優しく旅人に投げかけてくれる国でもあった。

「けいの豆日記ノート」
 セトゥーバルは以前に訪れた町である。 リスボンの対岸のアラビダ半島にあり、隣町のパルメラもいっしょに行き歩いた覚えがある。 違う年であるが近くの町であるアゼイタウンのワインセラーを訪れたとき、館内を説明してくれた女性がいた。 言葉がわからないのにわかるように丁寧に説明をしてくれた。 日本語と対比したりして、ワインセラーの案内係とは思えないほど親切でにこやかであった。 彼女に好きな場所を聞いたときに、「トロイア半島」と答えた。 美しくてすばらしい場所のようである。 その時は、予定が詰まっていたので行くことはできなかった。 今度、行く機会があったらセトゥーバル対岸のトロイア半島に行きたいと思っていた。

 『今日は、セトゥーバルに行くよ』と、モーニングタイムの食堂に向かう廊下で写真家に声をかけられたのは、日本を発って14日目の5月30日。 15年ぶり2回目の〔セトゥーバル・撮影取材旅〕に向かう、首都リスボンの朝だった。 只(ただ・無料・ロハ)のモーニングタイムで砂糖抜きブラックコーヒー2杯、2種類の焼きたてパンにバターを塗りつけ、苺ジャムをたっぷり盛り付け、 薄いハムと薄いチーズを挟み込み黙々と食べる。

 撮影優先で町を歩き廻らないと〔追い求め続ける〕目的の人びとには出逢えない。 そのため、1日2万歩は鉄則だった。 いつでも気楽に立ち寄り、ランチを買える「コンビニ」がある日本は例外なのだ。 ランチタイムを逃せば空腹に耐えなければならない。 そのため、いつも〔撮影取材旅〕には持参しているものがある。 煎餅だ。〈厚焼き醤油焼き胡麻煎餅〉は餅米なので腹の足しになる。

 失礼ながら〔セトゥーバル〕は、まったく野老の記憶に薄い町だった。 食堂でパンをかじりながら、15年前に行った2003年2月22日の紀行文を持参のipadから引っ張り出し、読んでみた。
〜〔パルメラ〕でバスを降りた時、確認しておいた16時発のバスに乗り〔セトゥーバル〕に行き、今夜の宿を探した。 一晩35ユーロ(4550円)モーニング付き。 こちらでは「一部屋幾ら」である。 「一人幾ら」ではない。で思わず、オブリガード!と手締めしたいほどの嬉しさだった。 何時も、相棒の武器である「笑顔と度胸と喋れない」を〔旅の気品の三種の神器〕に〔撮影取材旅〕を恥じることなく押し通す無謀旅でもあった〜
その時の紀行文は短く簡素。「魚のうまい町」だったで締められていた。

「けいの豆日記ノート」
 誤解されないように書いておくが、「宿を探した」というのは、予約もなにもなくぶっつけ本番で探したのでない。 日本にいるときにファックスで予約をしておいた宿である。 その当時はパソコンを持っていなかったので、ファックスである。 その予約をした宿を探して、値段を確認しただけである。 知らない町の宿も決めずに出かけるリスクは大きいと思う。 荷物を持ってウロウロすることは不安でもあり、時間的にもロスであるので避けたい。

 宿からロシオ広場の脇にあるファサードの美しい〔ドナ・マリア2世国立劇場〕前を通り過ぎる。 薄曇り空を背景に大木のジャカランダの青紫色の花を見上げ写真家は一息ついて目先のロシオ駅の建物に向かう。 太陽のない朝がご不満のようだ。 2つの馬蹄形アーチをくぐり中に入ると大きなSTARBUCKS COFFEEの店があった。 どこの国でも人気のようだった。

 ロシオ駅近くのメトロのレスタウラドーレス駅には6台の切符販売機が並ぶ。 その前で明るい青いふち広帽子は何度も挑戦するが、メトロの動物園前駅で下車しセッテバスターミナルまでの切符が買えず思案投げ首状態だった。 しかし、ポルトガルの人は優しかった。買い方を優しく教えてくれた。 お礼に千代紙で折った〔折鶴〕をオブリガーダ!と手渡した。その若い女性の笑顔は可愛かった。 セッテバスターミナルの切符売り場[Bilheteiras/Ticketo office]で〔セトゥーバル〕までの切符を買う。 一人6ユーロ。45分間のバス旅だった。

「けいの豆日記ノート」
 列車のロシオ駅はメトロもロシオ駅かというとそうでない。 メトロのレスタウラドーレス駅になる、 メトロのロシオ駅はあるが、フェゲイラ広場のほうであり路線が違うのでバスターミナルまでは遠回りになってしまう。 リスボンのメトロの券売機は毎回使っているが、2年もたつと忘れかけている。 チャージするカードがある場合とない場合とやり方が違い、同じところでエラーになりやり直しである。 ちょっとしたことなのだが、どこなのか気がつかないので、聞いた方が早いといえる。

          《不思議な町セトゥーバルを行く》

 セトゥーバルの広いバスターミナルで降りたが、野老には不思議なほど記憶にないターミナルである。 ボケたのではない、記憶にないだけだ。 ターミナル前の通り〔10月5日通り〕の街路樹は、ジャカランダの大木の並木道。 5月の末だというのに今年の開花が遅かったのか、まだ3分咲き模様だ。 街を歩く住民はまだ冬仕度である。朝晩の寒さのためかも知れない。

 写真家は新しい町に行くと『地図をもらいにいくよ』と、まず〔トゥリズモ〕を探す。 ポルトガルのどの街に行っても必ず〔トゥリズモ〕(観光案内所)があり、その地の地図や資料をタダで貰えるし、宿泊先まで紹介してくれる。 地図を広げ赤鉛筆で丸印をつけながら、観光案内も当然流暢なポルトガル語で説明。 そんな時は、写真家は頷き、野老は美人のポルトガル語に聞き惚れる。 意味はわからないが、響きの美しさは分かる。

 〔トゥリズモ〕は旅人にとって天使みたいな施設だった。 もう一つ、係員は若い女性が多く、しかも美人揃い。男性も若い。 お役所の定年後の働き場でないのが良かった。日本語が喋れる人がいれば、もう100点満点だ。

「けいの豆日記ノート」
 トリズモ案内所で地図をもらえるのが、とても助かる。 ガイド本の地図は主要な建物の記載しかない。 グーグル地図は基本道路地図なので、公共の建物の学校や病院の記載しかなく、有名な教会とかの建造物の記載がない。 バスターミナルの記載もないので、自分がどこにいるのかわからないのである。 小さい町や村などトリズモのない場所もあり、困ることもよくある。

 15年前の記憶がないという野老を尻目に、警察犬みたいに臭覚力がよく、特に地図に関しては引き出しの多さ、それに職業的感察力に磨きがかかり、 一度通った道は何年たっても忘れない記憶力満点な写真家であった。 だが、太陽の位置がわからない曇り日や雨の日は方向感覚が鈍るらしい。 今日は影がない日である。そのためか、いつもの歩行幅に力強さがなかった。

 ジャカランダの並木道が切れた角に、外壁が薄緑色の3階建てのホテルに出た。 その瞬時、思わず足がすくむ。驚き、慄(おのの)く。 写真家のカメラはすでに鳴っていた。 窓のない10m四方の薄緑色外壁一面に、着地瞬前の大きな鳥のイラスト画が生々しい。 その横の石畳歩道を歩行する髪の毛が長い女性の200人分以上の大きさはあった。 描かれた理由(わけ)も鳥の種類も知りたいとは思わない。 吃驚吃逆(びっくり しゃっくり)させられただけで充分だった。

 歩道も車道も石畳の道。紙くずや吸い殻一つ落ちていない質素で小綺麗な街並みだった。 街角には直径高さ1mほどの黒い円錐形の大きな鉢には、赤ピンク白の小花が植えられ、いく筋にも美しい細い路地が伸びた町だった。 また、高いビルはなかったが、青地に白いPの道路標識が街のいたるところで目を引く。 駐車場に気配りされていた街でもあった。

 この後、かなり迷った末〔トゥリズモ〕にやっと出くわし、もらった資料と地図でわかったが、この一帯は〔サド川〕河口に開けたコスタ・アズール(青い海岸)と呼ばれ、 西にアラビダ山脈、南にトロイア半島を望む工業地帯でポルトガル第4の都市だと確認できた。 更に目元が美しい係員は、この辺りは〔10月5日通り〕と南側のサド川寄りの〔ルイザ・トディ通り〕に挟まれた地域で、 細い通りが入り組んだ〔旧市街地〕だと、地図に赤鉛筆で囲み教えてくれた。

 路地から出たら石畳にデザインが加わった石畳広場に出た。 絵柄は城、漁船、波、魚。これらを囲んだリボンの石畳模様には、CiDADE DE SETUBAL(セトゥーバルの旧市部)と読めた。 目を上げると、風格ある2階建の建物。 もうすでに、写真家はスタスタと建物の中に吸い込まれるところだった。

 ガラス扉には石畳模様が金色のマークで描かれ、内部は大理石の階段が中央にあり、赤い絨毯が階段状に敷かれ、その頭上には立派なシャンデリアに明かりが灯る。 まるで宮殿のような玄関ホールである。 市庁舎らしくなく思い外に出て、よくよく見れば紫色の外壁に金の文字看板があった。 〔PACOS DO CONCELHO〕。その下に〔CITY HALL〕。 更に下に〔HOTEL DE VILLE〕と書いてあった。

 この広場には銅像が白い塔の上に立ち、塔を囲んでレストランやカフェがあり、お猪口(おちょぼくち)になった白い傘のような日除けの下で、 観光客というより市民が友と語りながら茶を飲んでいるように見える。 塔の人物立像は右手に羽根ペンを持っていた。ポルトガルを代表する詩人ボカージェだろうか。 塔の下の大理石に、〔M、M 、BARBOSA DU BOCAGE〕と彫られてある。 この広場は〔ボカージェ広場〕。 広場に接して白い外壁の〔サン・ジュリアン教会〕があった。なかなかの品格ある教会で楽しめる。

「けいの豆日記ノート」
 紫色の建物は、市庁舎であると、ガイド本には記載がある。 でも、どうみても市庁舎にみえない内装であった。 ホテルになったのだろうか? 市庁舎の件、疑問に思いつつ、受付の女性にトリズモの場所を聞いてみた。 丁寧に教えてくれていたのだと思うが、よくわからなかった。 入り口に感想ノートがおいてあったので、記念に書いておいた。 いつもノートのある場所では書くようにしている。 ノートに日本語の文字はいつもなく、他の国の人から見れば、日本語は絵のデザインのように感じているのだろうなと思う。

          《サン・ジュリアン教会》

 見物は、聖ジュリアンの生涯を描いた美しいアズレージョ(装飾タイル画)群が教会内部に飾られている。 内部の壁面と支柱は石組。明かり取りの小さな窓からの光が柔らかい。 背後の大きな明かり取り窓からは、今日は曇っているのに天井の模様が浮き上がって見えるほどの採光があった。 その採光の中でシャンデリアが銀色に浮かびあがり神秘的だった。

 正面祭壇だけ照明が当たる。縦長の大きな宗教画が、柔らかいタッチで仕上げられている。 それに、2m程もある久々の美しいお顔の〔聖母マリア〕立像に出逢えた。 ほとんどの教会に聖母マリアり立像が安置されているが、お顔の美しい「マリアさま」には中々お会いできない。 野老の趣味か、なんて言うと罰が当たりますぞ。

 〔聖母マリア〕と言えば、「マリアの奇跡」が起こった聖地〔ファティマ〕が頭に浮かぶ。 第1次世界大戦中の1917年5月13日、ファティマの3人の牧童の子供たちの前に聖母マリアが出現するという奇跡が起こる。 今では毎月13日、特に5月と10月の大祭には、10万人もの巡礼者で巨大な広場は埋め尽くされるという。 その〔ファティマ〕で2004年4月29日に、いつも巡礼の人の波が耐えない〔バジリカ〕の中でお逢いした聖母マリア立像も美しかった。 教会を出るとサド川寄りに大きな木が茂リ、細長い水路を挟んだ粋(いき)な公園がある。 ここも市民の憩いの場であった。

 相棒がマヌエル様式発祥の地〔イエスの教会〕に立ち寄り、ねじれた三つ編みの柱を見ておきたいという。 異存はない。1491年、マヌエル1世の命のもとに建てられた、ポルトガル建築史の記念碑的作品とも言える教会らしい。 のちにリスボンの世界遺産〔ジェロニモス修道院〕を手がけたフランス人建築家ボイタックが建設に当たったのだ。 行ってみる価値は十分にある。だが、工事中だった・・・

「けいの豆日記ノート」
 紫の建物の近くにあったサン・ジュリアン教会は、アズレージョの美しい教会である。 壁面を1枚ずつ写していくのは、大変であるが、楽しみでもある。 イエスの教会はねじれ柱が特徴であり、以前にも訪れたことがある。 小さい教会であるが、ねじれ柱が印象的であった。 もう1度みたいと思ったのだが、工事中であり、中に入れなかった。 残念であった。 これからシーズンとなるのに、多分それまでには間に合わないと思う。 教会前の何もない広場の突き当たりの塀は相変わらずのラクガキだらけである。 その後ろに建っている建物の壁までラクガキだらけであった。 どうやって、あんな高いところまで描いたのか不思議なほどである。

          《路地巡り》

 旧市街地の狭い路地巡りは、野老でも楽しかった。 この路地巡りで偶然〔トゥリズモ〕に遭遇した。 〔ミゼリコルディア広場〕から南側のサド川へ延びる路地にあったのだ。  不思議な狭い路地は、観光客も含め賑やかで生き生きとした商店街である。 その狭い路地空間の空を埋め尽くす〔飾り物〕が野郎には飲み込めなかった。 いろんな物が飾り付けられている。 路地を挟む両サイドの窓から正方形や長方形の枠が路地の奥まで伸び、そこに花や鳥、蝶々や蜂やイルカの縫いぐるみ、ハートのペンダントなどが、 それこそ野老が理解できない摩訶不思議な世界で、ギッシリ飾り付けられていた。

 若者が多い。黒いブーツに白いパンツ、黒いショートの上着に赤い長髪が野老の横を通り過ぎていく。 靴屋、化粧品店、洋服店などお洒落なお店が勢揃いだ。なんと不思議な小綺麗な路地裏だろうと野郎は思う。 路地を抜けると小さな広場に、それはそれは太ちょな女性たちがいっぱいいた。 ベンチに座り考え事をする太っちょ、 抱き合う太っちょ、脇に大きなトランクを携えたカメラ片手で遠望する太っちょ達の裸体の銅像だった。 その銅像によじ登る少年をスマホで撮る母親。 そんな路地裏を歩く。

 赤い十字のマークがなければ病院だと知らず通り越す病院の先に、偶然に探し求めていた〔トゥリズモ〕にぶち当たる。 中に入ると床がガラス張り。その下には、掘り起こされた〔ローマの遺跡〕が見物できた。 相棒は吐いた。 『裏の路地側にも看板を掛けて欲しかった〜!』と言い残し、トイレに駆け込んだ。 ここのトイレは綺麗なことを記憶していたのだ。野老に聞いてくれるな。 ぜんぜん、記憶になかった。何でかな〜。

 とっくに昼は過ぎていた。 レストランに入り、バカリュウアブラガ(8.5ユーロ)、サラダ(4.0ユーロ)、生ビール(1.5ユーロ)、アグア(1.5ユーロ)を頼む。 計15.5ユーロは、料理やサラダは一人前だが我らの昼飯では豪華であった。 レストランの壁一面にポルトガル式闘牛の写真が満載展示されていた。 オーナーがかつて闘牛士で名を馳せたお人のようだった。

「けいの豆日記ノート」
 トリズモは以前に来ているはずなのに、なかなか見つからず、ウロウロ状態であった。 近くまで来ているはずなのに、見つからない。 何人もの人に聞いたが、「あっちだ、こっちだ」と同じところを行ったり来たりであった。 こんなに見つからないトリズモは今までなかった気がする。 やっと見つけて入ってみれば、床がガラス張りで遺跡が見えるようになっている以前に訪れたトリズモであった。 この近くを何度も通ったのに、見つけられないなんて情けないことである。

          《珍事に微笑みを》

 食後に〔サド川〕岸辺に行き海みたいな広さのサド川に驚く。 写真家が残念そうに『トロイア半島にフェリーで行きたかったのに!』と呟く。 どんよりした厚めの雲が川幅いっぱいに覆っていた。

 16時キッチリに〔カシーリャス〕行きのバスに乗った。 バスはローカルバスなので、各駅停車。 旅人は高速バスではなく本来ならその地のローカルバスに乗って移動するのが礼儀なのかもしれない。 このローカルバスの中で野老の知るよしもない珍事が起こったらしい。 〔セトゥーバル〕から〔カシーリャス〕までの1時間半の長丁場ローカルバス旅の車窓風景の記憶が野老にはない。 狭いバスの座席で爆睡していたのだった。

「けいの豆日記ノート」
 予定では、リスボンに戻るはずだった。 バスターミナルの電光掲示板のカシーリャスの字を見つけて、急遽、カシーリャスに行くことにした。 まだ、時間も早かったし、カシーリャスからフェリーに乗ってリスボンに帰るのもいいかなと思った。 カシーリャス行きバスはローカルバスで田舎の道を走る各駅停車であった。 バスの座席の二人座り用シートも高速バスと違い小さめであった。
 前方乗り口のすぐ後ろの席に座ると正面の風景がよく見えるかなと思い座った。 でも、ガラス窓は汚いし、眠気も襲ってきて、手すりのない席は落ちそうで危ないと思い、途中でその横の席の窓際に座り直した。 バスの中は空いていたので、ゆったりとひとりずつ座ってもいいかなと思った。 停留所で止まったときに〔野老〕も横に移動してきた。 移動しなくてもいいのにと言ったのだが、元の席は他の人が座ってしまった。 しかたがないので、そのまま窮屈状態でウトウトしていた。
 ガタンと音がして寝ていた〔野老〕が座席からすべり落ちた。 運転席は2段ほど低くなっているので、そこまでずり落ちた。 運転手さんはびっくりして、急ブレーキをかけた。 後ろの席のおじさんが、助け起こしに来てくれた。 本人はなんのことやらわからず状態でボーとしていた。 怪我はしなくてよかったが、椅子から落ちるほど、熟睡するんじゃないよ。

 〔野老〕が写真家の足を引っ張った旅であった。 毎年毎年、歩けなくなっていた。 78歳は、爺いである。 今年〈8月18日〉が過ぎれば、62歳から始まった〔ポルトガルケチケチ撮影取材旅〕も79歳になる。 何しろ、1日2万歩をスイスイ軽快に歩き、取材し、撮影を続けるのはキツイ旅になっていた。 軽快にどこにも痛みなく、あの薬そのクスリを飲んでも急速な効き目も無く、歩けなくなるそんな日がいつかは来ることはわかっている。

 今まで大病もせず、自宅介護を3年続け103歳の福寿をまっとうした母を送ったその年も、 母の写真を忍ばせてポルトガル取材旅に出たのも、2年前の2016年だった。

●漢字に(・・・)と読みを容れていますが、読者の中に小・中学性の孫娘達がいますので了承ください。(野老)●

                              *「地球の歩き方」参照*

終わりまで、ポルトガル旅日記を読んでくださり、ありがとうございます。
今回分は2019年12月に掲載いたしました。

 ≪ポルトガル写真集&紀行文・2018年版≫ バックナンバー&予定は、こちらからどうぞ・・・

2018−1話
リスボン19
Lisboa 19
2018−2話
オビドス3
Obidos 3
2018−3話
ファーロ2
Faro 2
2018−4話
アントニオ2
Vila Real de Santo Antonio 2
2018−5話
ファーロ3
Faro 3
2018−6話
タヴィラ2
Tavira 2
2018−7話
サグレス2
Sagres 2
2018−8話
ラーゴス2
Lagos 2
2018−9話
ポルト18
Porto 18
2018−10話
ヴィアナ・カステロ2
Viana do Castelo 2
2018−11話
アゲダ
Agueda
2018−12話
アヴェイロ3
Aveiro 3
2018−13話
ピニャオン2
Pinhao 2
2018−14話
レグア3
Regua 3
2018−15話
ヴィラ・レアル2
Vila Real 2
2018−16話
リスボン19
Lisboa 20
2018−17話
セトゥーバル2
Setubal 2
2018−18話
カシーリャス3-98c
2018−19話
カルダス・ライーニャ3-51c
2018−20話
ペニシェ-124
2018−21話
シントラ4
2018−22話
シントラ5
2018−23話
リスボン22
2018−24話
リスボン23
2018−25話
リスボン24
2018−26話
リスボン25

 ≪ポルトガル写真集&紀行文・2016年版≫ バックナンバー&予定は、こちらからどうぞ・・・

2016−1話
リスボン15
Lisboa 15
2016−2話
カステロブランコ2
Castelo Branco 2
2016−3話
モンサント2
Monsanto 2
2016−4話
ペーニャ・ガルシア
Penha Garcia
2016−5話
イダーニャ・ア・ヴェリア
Idanha a Velha
2016−6話
モンサント3
Monsanto 3
2016−7話
カステロ・ノーヴォ
Castelo Novo
2016−8話
カステロブランコ3
Castelo Branco 3
2016−9話
グアルダ
guarda
2016−10話
ピニエル
guarda
2016−11話
カステロ・ロドリゴ
Castelo Rodrigo
2016−12話
アルメイダ
Almeida
2016−13話
カステロ・メンド
Castelo Mendo
2016−14話
ポルト15
Porto 15
2016−15話
アマランテ2
Amarante 2
2016−16話
ポルト16
Porto 16
2016−17話
ポルト17
Porto 17
2016−18話
ブラガ3
Braga 3
2016−19話
ボンジェズス
Bom Jesus
2016−20話
ブラガ4
Braga 4
2016−21話
アザルージャ2
Azaruja 2
2016−22話
リスボン16
Lisboa 16
2016−23話
リスボン17
Lisboa 17
2016−24話
リスボン18
Lisboa 18

 ≪ポルトガル写真集&紀行文・2013年版≫ バックナンバー&予定は、こちらからどうぞ・・・

2013−1話
リスボン13
Lisboa 13
2013−2話
カスカイス3
Cascais 3
2013−3話
ナザレ2
Nazare 2
2013−4話
バターリャ2
Batalha 2
2013−5話
アルコバサ2
Alcobaca 2
2013−6話
カルダス・ダ・ライーニャ2
Caldas da Rainha2
2013−7話
ナザレ3
Nazare 3
2013−8話
ポルトデモス&クレアなど
Porto de Mos & Ciria
2013−9話
コインブラ5
Coimbra 5
2013−10話
コインブラ6
Coimbra 6
2013−11話
ヴィゼウ2
Visau 2
2013−12話
ポルト12
Porto 12
2013−13話
バルセロス2
Barcelos 2
2013−14話
ギマランイス2
Gumaraes 2
2013−15話
ポンテ・デ・リマ&リンドーゾ
Ponte de Lima & Lindozo
2013−16話
ポルト13
Porto 13
2013−17話
ポルト14
Porto 14
2013−18話
ケルース2
Queluz 2
2013−19話
リスボン14
Lisboa 14

 ≪ポルトガル写真集&紀行文・2012年版≫ バックナンバー&予定は、こちらからどうぞ・・・

2012−1話
リスボン10
Lisboa 10
2012−2話
サンタレン
Santarem
2012−3話
エントロンカメント
Entroncamnto
2012−4話
トマール2
Tomar 2
2012−5話
トマール2
Tomar 3
2012−6話
コインブラ3
Coimbra 3
2012−7話
カンタニェデ&アンサー
Cantanhede & anca
2012−8話
ピオダン
Piodao
2012−9話
コインブラ4
Coimbra 4
2012−10話
ペネラ
Penela
2012−11話
アザルージャ&エヴォラモンテ
Azaruja&Evoramonte
2012−12話
エルヴァス2
Elvas 2
2012−13話
エルヴァス3&バダホス
Elvas 3 & Badajoz
2012−14話
エストテモス2
Estremoz 2
2012−15話
モンサラーシュ2
Monsaraz 2
2012−16話
エヴォラ4
Evora 4
2012−17話
エヴォラ5
Evora 5
2012−18話
リスボン10
Lisboa11 & Cacihas2
2012−19話
リスボン10
Lisboa 12
2012−20話
マフラ3&エリセイラ2
Mafra 3 & Ericeira 2

 ≪ポルトガル写真集&紀行文・2008年版≫ バックナンバー&予定は、こちらからどうぞ・・・

2008−1話
リスボン5
Lisboa 5
2008−2話
カスカイス2
Cascais 2
2008−3話
エストリル2
Estoril 2
2008−4話
シントラ2
Sintra 2
2008−5話
シントラ3
Sintra 3
2008−6話
リスボン6
Lisboa 6
2008−7話
ポルタレグレ
Portalegre
2008−8話
カステロ・デ・ヴィデ
Castelo de Vide
2008−9話
ポルタレグレ2
Portalegre 2
2008−10話
ポルタレグレ3
Portalegre 3
2008−11話
ポルタレグレ4
Portalegre 4
2008−12話
マルヴァオン
Mrvao
2008−13話
リスボン7
Lisboa 7
2008−14話
リスボン8
Lisboa 8
2008−15話
クリストレイ
Cristo Rei
2008−16話
カシーリャス
Cacihas
2008−17話
ノゲイラ・アゼイタオン
Nogueira Azeitao
2008−18話
フレスカ・アゼイタオン
Fresca Azeitao
2008−19話
エヴォラ2
Evora 2
2008−20話
ベージャ
Beja
2008−21話
ベージャ2
Beja 2
2008−22話
セルバ
Serpa
2008−23話
ヴィラヴィソーザ
Vila Vicosa
2008−24話
ボルバ
Borba
2008−25話
ルドンド
Redondo
2008−26話
エヴォラ3
Evora 3
2008−27話
アライオロス2
Arraiolos 2
2008−28話
ポルト8
porto 8
2008−29話
アヴェイロ2
Aveiro 2
2008−30話
コスタ・ノヴァ
Costa Nova
2008−31話
ブラガ2
Braga 2
2008−32話
ポルト9
porto 9
2008−33話
ポルト10
porto 10
2008−34話
ポルト11
porto 11
2008−35話
リスボン9
Lisboa 9
☆ リスボンシリーズです・・・過去の写真や話も読んでくださいね。 ☆
リスボン1 ・リスボン2 ・リスボン3 ・リスボン4 ・リスボン5 ・リスボン6 ・リスボン7 ・リスボン8 ・リスボン9 ・リスボン10
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